「 72 BB|YA 」一覧

和田誠『ぬすまれた月』| 絵本

和田誠『ぬすまれた月』| 絵本

1963年に岩崎書店から出ていたのですが、2006年に再刊されました。おはなしとしては、5歳からでも楽しめますが、内容的にはけっこうむずかしく考えさせられてしまうこともあります。作者のユーモアがいっぱいつめこまれていて、どんな年代でもお勧めできます。一応、YA向きとしておきます...

セルバンテス『ドン・キホーテ』

セルバンテス『ドン・キホーテ』

牛島信明(編/訳)以下、岩波少年文庫版より  舞台は、スペイン中部のやや地中海よりにある村「ラ・マンチャ」(註)  時代は──、作者のセルバンテスが1547年に生まれ、1616年に亡くなったのですが、その頃は、スペインが世界に覇権を及ぼした絶頂期であり、一方で、それ...

橋本治『ちゃんと話すための敬語の本』

橋本治『ちゃんと話すための敬語の本』

敬語の役割を見直せる好著 ちくまプリマー新書 2005年  敬語って何?って訊かれたら、そりゃあ「敬語」やから、敬(うやま)う言葉でしょうと、私なんかは答えてしまいそうです。敬うを別の言葉に置き換えれば「尊敬」ですね。 ──この「敬語」が問題にされる時は、たいてい、「...

『ポケット詩集』童話屋

『ポケット詩集』童話屋

── 以下、「まえがき」(編者 田中和雄による)を、全文を掲載します。 子どもたち、詩を読みなさい。 とびきり上等のいい詩を読みなさい。いい詩というのは、詩人が自分の思いをどこまでも深く掘りさげて普遍(ほんとうのこと)にまで届いた詩のことです。詩人の仕事は、生きる歓...

網野善彦『日本の歴史をよみなおす』

網野善彦『日本の歴史をよみなおす』

 網野善彦『日本の歴史を読みなおす』は、以下、正続の分冊でスクラップしていますが、のち合本になりました。 『〔正〕日本の歴史をよみなおす』 ほぼ鎌倉時代の後期から室町時代にかけて、侍クラスの下層まで平仮名まじりの文書を書けるようになっていることは確実ですが、室町...

小島曠太郎『クジラと少年の海』

小島曠太郎『クジラと少年の海』

飢餓に備えて……ラマレラのひとびと 小島曠太郎(こじまこうたろう)+ 江上幹幸(えがみともこ)著 中公新書①『クジラと生きる 海の狩猟、山の交換』 1999年 中央公論新社 ◇ 小島曠太郎/著 江上幹幸/写真 YA②『クジラと少年の海 ...

なだいなだ 『TN君の伝記』

なだいなだ 『TN君の伝記』

「人間は自由なものとして生まれた」で始まる有名なルソーの『民約論』は、当初、「印刷物」で普及したのでなく、TN君はあえて印刷せず、訳したノートを書き写させたということです。ノートが、人びとのあいだに書き写されて広まっていったのです。  TN君は、どちらか...