関西弁バージョン — ヒントブックスって、なに? どんな本屋さん?

大阪府高槻市に住むKさんが書いてくださいました。
意味不明の箇所もあるかと思いますが、説明はしませんので ご想像ください。

はじめに

私はフルタイム、4歳男児あり、マルコー出産で年寄ってるし腰痛持ち。
土手から落ちて骨折したのは7年前、そこでヒントさんと出会ったわけです。
ついでに、夫は息子1歳4ヶ月からついこないだまで単身赴任。
加えてここ数年は、トリプル入院ダブル法事の日々。

本を調達する私に、人が聞く。
「どうしてんのん?」

はははっ、聞いて驚きなさーい、「会員制の本屋さんの会員やねん」まいったか。
「へー。」
へーとは何だ! 「あのなー、お茶売ってはるねん」
「えー」
「紅茶も、おもちゃも、花の絵も!」
「ええっ」 まいったか。 「ハラマキも、靴下も、煮干かって、あってんでえ!」
「なんで?」
えっ…… なんでって…… 知らんがな。
なんで、ヒントさん、そんなまとまりのあるよーな、ないよーなもん売ってはるんやろ。
知らん知らん、確かちょっと前に、「うちはウルトラ貧乏」と書いてはった。
本以外のもんまで売って、いまどき商売になるんかいな。
ネットの本屋、ぞろぞろありまっせ! つぶれるで、イヤほんま。
……つぶれたら、困る!
え、なんで。ネットにいっぱいあるやんか……
ちゃう、ちゃうねん。
えーと、何が?
なんやろ、何が違うねんやろ?

つぶれたら困る理由(1) 体形と体調の維持

育児疲れ及び持病の腰痛と四十肩悪化の回避。
だいたい本は重い!
骨折したとき、本屋の前で、
「白菜と牛乳こうて、本が買えるか!!」と思ったのを思い出しますが、
人生、本と遠ざかるのは骨折だけではない。
仕事・妊娠・出産・育児・入院・法事、あーっ、イライラする。
家にポンと本が来るとゆーのは、まさに 「天の恵みーーー」状態ですね。

理由(2) ギフト便が便利!

ちょっとした贈り物がしたい。
お礼とか、お祝いとか、結構何かとありますよねえ。
でも、ありきたりのものはねえ。そんな時は まよわず「遊坊」です。
木のおもちゃ、子どもは面白がる。それに加えて大人の満足。
それは、いつまでもいつまでも愛おしいという気持ちが籠められるような、
そんな形・色・表情の おもちゃなんですよ。
もちろん、大人向けのものも充実。
カタログ(今年はクーポン付でウヒッウヒッ)で選び、送り先を連絡、
ついでにカードも送っとくと、綺麗に包装して(娘さんも一緒の力作らしい)直接送ってくれるから
外出いらず手間いらず。けど、気持ち完璧プレゼンばっちり。
それから、親孝行つきです。
実家の母は、ダンスにカラオケが趣味。
しかし本屋で探すのは億劫だし年寄りやから買い物ついでの荷物になるのもイヤ。
そこで、「ギフト定期便」です。
趣味の雑誌を直接実家に送ってもらうのです。
母は、いち早くゲットした雑誌を自転車のかごに乗せ、
サークルに出かけていって仲間に見せて鼻高々、
「これどうしてはんのん」
「娘がねぇ」、
娘の株上昇→細かい干渉が減る、一石三鳥どころか。
亡くなるまで読み続け、今となってはああよかった、親孝行よくできましたというところ。

理由(3) 職場にて

あ、職場で勉強会するとき、本を頼みますね。
臨機応変に、送り先を職場にもしてくれる。
園の送り迎えに邪魔モノがあると頭にきますが、
それが勉強とか研究とかやったら、怒り倍増このまま捨てよか!と、ならない。
それに本の到着予定が休みと重なりそうだと、
「どうします?」と、ヒントさんからすぐさま連絡が入る。
あっ考えてへんかったわーというアバウト労働者。
いつもすみません~~~。

理由(4) トータル・チューモン・イツデモオッケー!

ぶち壊れるパソコンも悪いが、ぶち壊す私も悪い。
はいその通り。すみません。日夜残業している機器メーカーの皆様。
けど、言わせてもらいますけど…… なんか、壊れますやん! おタクのパソコン!
その他もろもろ、深夜にやっと手の空くことも。
そんなとき、ファクス24時間OK。手紙OK。電話OK。
とにかく、利用しやすいです。

理由(5) ああそうやったんか

かようなことはホームページみたらわかる。わかるっちゅーねん。
ほな、なんや。
これはやっぱり、ヒントブックス・やまだファミリーのポリシーありき、ですねっ。
あっ、ナガ○○さんみたい。ちなみにうちは阪神です。念のため。(今年は小声)
さて昨年、息子が入院手術しました。
3歳児の入院生活、考えただけで戦慄!
鬼母、入院中のわが子に罵声とせっかん。
トホホ、さあどうする。
息子は本が好き。
チビ連れで本屋さんで絵本を選ぶなんて夢の夢、ではなかった、私の場合。
息子が寝た隙にダダダダダッと本の目録
(ヒントさんがくらはったり、読者はがきにテキトーにええこと書いて出版社に送ると、タダでもらえる。
たいがい、丁寧な挨拶状がついていて気分が良い。←この技は育児のドサクサの中でつけた)
を繰り、目鼻をつけ、手じかにある連絡アイテム
(電話・ファクス・パソコン・ケイタイ・はがき・その他)で注文。
ふふふっと笑っている間に届くのです。
そこで、あの時も怒涛の注文でした。
ちょうど今もやけど仕事が暇になると、
近々夜逃げするんやったかと自分で不安になるほど注文しますねん。
忙しくなるとパタッと不出場。
ええ加減な会員ですわ。

本題、その中に「桃太郎」を何気なく入れておきました。
そしたら返信が来て、
「桃太郎の話には二通りあります。キビ団子を半分あげるのと、1個あげるのとあります。」
なんや、これ?
後には、「何某書店の桃太郎は半分で、どこそこ書房の桃太郎は1個です」と、
これまたご丁寧にありがとうございます。
それがどうしたの!と思う方は、ここでさようなら。
入院騒動の中、「ギャハハハハハッ」と笑いましたね。
その後、ヒントブックスさんの会誌の中で会員さんも交えて
「桃太郎のキビ団子」で盛り上がっていました。
残念ながら私は参加しそびれて、ああ会員歴7年の
(土手から落ちて骨折し出歩けない時、天下の朝日新聞に載っていたのがヒントさん。
出会いから、尋常ではなかった)汚点がまたひとつ。
しかし!
元気になった息子と岡山のチボリ公園へ行ったとき、
売店のキビ団子売り場に、「半分あげる」桃太郎のお話が何気なく張ってありました。
しめしめ、わたし、知ってるのよって、そこのオネーチャンに
「わぁ、これって、半分のほうですよねーっ。」
「え?」、
聞きかじりの話をさも知っているようにすると、なかなか話せるオネーチャン。
ひとしきりそこで盛り上がって、
参加できなかった盛り上がりを現地岡山で果たし、大変意義深い旅であった。
これはほんの片隅の話に過ぎないです。
もっと奥の深い文化的な話が出てくるし、そうかと思うと、
英国のイケメンがどうだとかいう話も出てくる。
お茶の入れ方、抽出温度で成分が違うのも教えてもらい、この酷暑を冷茶で乗り切った。

まとめ

本、売ってはるだけと違いますねん。
もの、売ってはるだけと違いますねん。
そこがネットも含めた他の本屋さんとは決定的に違うこと。
本を通して文化がどうのこうのではなく、
本が入っている袋とかダンボールにぶわっとヒントブックスの心意気詰め込んで、
アチコチ日本中、世界中送ってはるんやわ。
あはは、今気がついた。
ああそうやったんか、へぇ、考えてみるもんですなあ。
感心してどうする。
(2004.9.5)