Book Boat 545号 2009.8.15

この号以降、休止しています。 2019.1.13

Book Boat 2009/08/15(金) No.545
本と情報の海を小舟で航海

:Log,Letter,Memo 四方見聞録

:ヒントブックス(明石市)発

 とってもご無沙汰です。今書かないと……、またいつ書けるかわからない……、そんな思いで書いています。
 13日から、やっと”学校”の休みをもらい、机の周囲に積み上げられた書類をかたづけ、パソコンにつなげられているコード類を引き離し、掃除機でホコリを吸い取り、ついでにベランダの網戸のホコリも吸い取って外気が入りやすくなるようにして……と、休む間もなく動き続けています。ああ、すっきりした……。でも、仕事(ヒントブックスの)が待っています。”休み”になったら、やろうと思い、選書作業に今日、図書館に行きました。
 小学2年生の子どもさんに、絵本よりもう少したくさん字のある本をという依頼のために。小学2年なら、やはりまだ「絵本」です。絵本のなかで、読み応えのあるものを選べばいいだろう、そう考えて、蓄積した選書データベースを参考にしながら、現物にあたりました。午後4時から7時まで。ありました、ありました、お勧めできる絵本が……。そして、久しぶりに選書感が戻ってきました。でも、3時間、選書に集中しているとホトホト疲れます。ギブアップして、今日の予定を終えました。図書館もちょうど閉館の時間です。

 私が今かかわっていて、生活時間のほぼ100%を費やしているのは「神戸こども総合専門学院」という学校です。昨年4月、開校。その開校時点では、週1コマ(90分)だけを担当する非常勤講師でした。それも前期だけです。
 開校時の学生数は3人。現在は結果として、1年生6人、2年生3人ということですが、経営的には危機的状況のなかで、私が学生募集の陣頭指揮をすることになり、昨年11月半ば、事務局長に就任しました。それでも、その当初は、フルタイムというわけでもなく、週のうち休みもとっていました。──が、今年4月頃からは、フルタイムどころか、朝は午前8時には学校に行き、帰るのは5時を過ぎてから。家に帰れば7時・8時が常態になってしまいました。
 というのは、私が、来年度は学生数を「20人+α」という工程表を書き、それを主導しているからです。専門学校というのは、4月から8月までで勝負が着くのです。4年制大学でさえ学生確保にあたふたとし短期大学は命運を賭けています。専門学校という世界は、淘汰の時代です。そういう状況下、「開校」するわ、「20人+α」で臨むわで、この世界を知る人はもう信じられないことです。もちろん、私もそれを十分に了解しています。「やるだけやって結果を待つ」──そんなことを私は考えていません。結果が出る前になんとか確たる数字を掴みたい。戦略・戦術のために、いくら時間があっても足りないぐらいです。

 もう8月。結果は容赦なく降り注いできます。もし関心のある方がおられたら、お話ししますよ。でも、複雑なのでここでは省略。
 この半年以上、本をほとんど読んでいません。Book Boat のような文章を1回も書いていません。学生募集に専念しているとはいえ、自分に対する「枯渇感」は強くなるばかりです。”元金”を使い果たすという危機感です。
 この夏休み、なんとかして Book Boatを1つでも書きたいなあと密かに思っていたのですが、絵本を読んでいるうちに、一気に燃え上がったという感じです。
 「私」の場合、ヒントブックスもやって、学校もやりたい。まちづくりのために「まち研」に参加し、平和活動のために市民運動も視野に入れておきたい。このバランスが「私」を支えていると思うと、やはり今の状況は正常ではありません。
 時間のないのは現実ですから厳しいですが、このBook Boat 復活を機会になんとか不定期であっても発信していきたいです。Book Boat を発信できれば、「さーがす」も発行できます。

 「山田さんは、本をどのようにして選んでいるのですか?」──これは、マスコミなど今まで多く受けた定番の質問です。しかしこれに答えるのは「不能」でした。職人のようなもので、依頼を受けたテーマや依頼してくれた人物を斟酌し、ほとんど「勘」でこなしてきました。一方で、”業界”の動きは絶えずチェックしておかなければなりません。
 これに照らし合わせて言うと、まず「勘」がにぶってきたのではないかという危機感、だって、応じる時間がないのですから。そして、比例して、業界からの疎外感。”日常的”なファクターがいかに大切か、よくわかります。
 つまり、Book Boat は、しんどくても継続的に発信したほうがいいよという天の声なのでしょう。

(Yuki)

:good sailing & good reading 晴航雨読

 さて、本の紹介ですが、この続きは明日以降にします。なるべく早く書きますね。一応、学校の休みは 17日まで、なので。

:次の配信は、8月17日(月)までに、を予定しています。

東経135度の子午線が通る明石から
発行: ヒントブックス
発行人: 山田利行
発行日:不定期


と、あるものの、これが最終となっています。2019.1.13

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