「ねむる」は、大切なこと

 1日8時間寝るとすれば、人生の3分の1は眠って過ごすことになる。これはもったいないことでしょうか。眠っている間に、昼間こわれた脳が修復されるらしい。だから、壊れたなと思うとき、疲れたとき、眠ることが一番大切なクスリになる。

 以下、いろいろと本を紹介します。古い本ばかりなので、今日では学説が変わっているかもしれない。繰り返される《レム睡眠・ノンレム睡眠》はその回数にかつては関心がありましたが、今のその《質》が大切らしい。それも、眠ったばかりに訪れる最初と2回目の質が大切だと言われ、そこに《深部体温》というものが関わるらしい。が、以下の本には、そういう記述がなかったように思うが、定かでない。

以上 山田利行 2019.2.7

ねむることは、あなたを幸せにする

  • 堀忠雄/著
  • 『快適睡眠のすすめ』(岩波新書)
  • 2000年発行

 睡眠障碍といっても色々あるでしょうが、睡眠に悩む人は多いようです。そのためでもあるのでしょう、睡眠に関する本はたくさん出ています。もっとも、寝る時間が無駄に思え、減らしたいという試みもあるでしょうね。でも、これは無理なんです。

 眠ることはけっして無駄ではない。むしろ眠っている間に、脳は壊れた部分を修復しているようだし、起きて活動していたときの学習や記憶を整理しているようなのです。つまり、寝ている間も「脳は活動している」ということですね、眠っているときしかできないことを。

 下段に3点の参考書をあげていますが、#1はこれらに比べてもっとも読みやすく、かつ内容において充実していると思います。進歩めざましい睡眠科学の成果は取り入れられています。経験と勘で眠るのでなく、こうした本をぜひお読みになり、一度はそのとおりに試されることをおすすめします。#1では「世代別改善ポイント」と称し、年齢をわけて要点を指摘しています。

 下段の本は「週刊朝日」2000年1月28日号に私が執筆した記事です。

  • 『子どもの睡眠 早寝早起きホントに必要?』井上昌次郎、草土文化
  • 『睡眠の正常と異常』大熊輝雄ほか編、日本評論社
  • 『睡眠不足は危険がいっぱい』スタンレー・コレン、文藝春秋


『快適睡眠のすすめ』 の項 山田利行 2000.8.4記す

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