
家族4人。夫婦と子ども2人。その妻曰く「うちには3人の子どもがいる」と。その一人増えた子どもは夫を指す。これはジョークにしても、何をして「こども」というのだろう。幼児も中学生も親からすれば「こども」には違いない。小学1年生と6年生とでは「こども」だが同じに論じられない。
野外体験イベントで「こども」向けとあっても、幼児には真似事しかできない。「こども」の対象化はいいかげんであってはならない。
こども…5歳~小学4年生(9歳満了時まで)
- 人間の一生
- こども
- あかちゃん(乳児)…誕生~2歳6か月(2歳半まで)
- 幼児…2歳7か月(2歳半)~4歳12か月(4歳満了時まで)
- こども…5歳~小学4年生(9歳満了時まで)
- または、5歳~小学2年生
- 移行期…小学3年生・4年生(9歳満了時まで)
- 4年生の途中で10歳になる
- おとな
- 小学5年生(10歳)から
- 詳細不明
- こども
この表(分類)は大胆、滑稽であることは承知の上です。示している数値が検証に耐えうるかは定かではありません。私なりに検証したものは以下のとおりです。

「2歳6か月」「2歳7か月」のように区切りを明確にした理由は、区分の「存在」を主張するためです。子どもの発達を観察して、あるいはその実際で、こうした数値で制限されることはありません。個人差は当然あり、この差は数か月程度でなく年数の幅をもつかもしれないし、そもそも区分が明確でないかもしれません(ここまで言うと、先の「存在」と矛盾しますが)。
発達を考える手がかりとしてほしいためです。私が主張したいことは、小学5年生(10歳)は「おとな」だ、ということです。そして、移行期の存在です。「こども」とは、「5歳から小学4年生まで」とわずか5年間(または3年間)しかないということです。
このことが、私の勝手な決めつけか、子どもの発達を、あるいは、我が子の子育てを考えるヒントになるか、親にとっては子育てからの解放になるか、議論になればうれしい。
山田利行 2019.3.27記す
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