「ドングリの木」の落葉

(2015.2.20)

※このコラムは、1年(四季)をかけて完成させる予定です(始まり2015.2.20~)

2015.2.20の県立明石公園で

枯れ葉をつけたままのクヌギ

枯れ葉をつけたままのクヌギ(またはアベマキ) 2015.2.20 県立明石公園

日射しのあるときは暖かいものの、まだ寒い冬の昼下がり。公園のこんな風景はあたりまえすぎるでしょう。でも、手前の木、枯れ葉をつけたままの木に注目してみましょう。常緑樹は冬でも緑色の葉です。そして落葉樹は葉をすっかり落としています。その2種類だけかと思えば、手前の木の葉は確かに枯れているのに、落ちていません。
※註 : クヌギとアベマキは区別がむずかしいことと、ここでは特に区別しなくてもかまわないので、「クヌギ(またはアベマキ)としています。

枯れたクヌギの葉

「枯れ葉」状態のクヌギ(またはアベマキ) 2015.2.20 県立明石公園

公園内の、ほかのクヌギ(またはアベマキ)を探しました。

ほとんど落葉したクヌギ

ほとんど落葉したクヌギ(またはアベマキ) 2015.2.20 県立明石公園

写真にはクヌギ(またはアベマキ)の大木が3本映っています。ほとんど申し訳程度に葉がついていました(黄色の枠内)が、ほとんどは落葉していました。

美しい落ち葉

美しい落ち葉

クヌギの実

クヌギ(またはアベマキ)の実

堀から見えるクヌギ

堀から見えるクヌギ(またはアベマキ) 2015.2.20 県立明石公園

公園の堀から遠目に茶色の木が見えます。こんな距離からも、今どき茶色の葉をつけているのはクヌギ(またはアベマキ)だろうと見当がつけられます。

拡大してみると樹皮の様子からクリかも

拡大してみると樹皮の様子からクリ(栗)かも? 2015.2.20 県立明石公園

しかし、写真で拡大してみると樹皮につやがあるので栗(くり)のようです。クヌギやアベマキ、クリなど、どんぐりができる木の仲間は、若いときはこのように枯れた葉を落とさず、つけたままのことがよくあります。

クヌギの樹皮

クヌギ(またはアベマキ)の樹皮

クヌギまたはアベマキの樹皮は堅くて深いシワがあり、コルク質です。アベマキのほうがクヌギよりコルク質が発達しているということから、この写真の木はアベマキかなと思ったりします。関西地方はアベマキが多いそうなので、なおさらそう思ってしまいます。

ウバメガシの葉

常緑のどんぐりの木、ウバメガシ

アラカシの葉

常緑のどんぐりの木、アラカシ

アラカシと団栗

アラカシが落としたドングリ

このように冬の間も青々とした葉をつけたままのどんぐりの木もあります。