はじめて出会う〈ともだち〉自然

こんにちは

 だんごむしって、どうして子どもに人気があるの? 植木鉢やレンガの下にいてなんなくつまめる。可愛いわけはないだろう。まるまって…… 足をひろげればバタバタしている。こわいカマキリをつかもうとする幼児。 ザリガニにも挑戦しようとする。 飛んでいるちょうをわけもなく追いかける子ども、子どもに羽があったら飛んでゆきそう。花を摘むとなぜか「おかあさんにあげる」と言う。「おとうさんに」と言う子は少ない。なぜだろう?

山田利行 2019.4.2監修

sense of wonder for Childhood

季節週 / 年52週 / 六季
 春・夏・秋・冬。これが四季だ。では「梅雨」はこの四季のうち、どこに所属するのだろうか。春と夏の間に「梅雨」を独立させることが実感だろう。少なくとも五季になる。語呂合わせに「四季」はよいかもしれないが、実感は違う。梅雨は寒い日があり、梅雨末期の豪雨は夏の報せだ。五季とし...

とり・鳥

ものさし鳥

  • すずめ
  • はと
  • からす
ものさし鳥 ──スズメ、ハト、カラス。
 夕やみふけるころ、バス停近くの街路樹で、スズメが数百羽(もっと多いのかもしれない)がチュンチュン、ジュクジュク、……と鳴いていた。この日から数日後、「このごろ、スズメの鳴き声"も"しませんね」と、ごあいさつ。(ああ~、関心がなければ気づかないのだ……)「スズメの声"も"」とい...
すすきと雀
考えてみよう ススキになぜ雀が群がっているのか、考えてみる 上手に止まっているね、なぜ落ちないで止まっているのかな? にわとりの足ゆび付きの肉が入手できれば、枝に止まるしくみを説明できる。 体重の重さで、ススキがたわむことに気づく 新聞を広げた状...

はじめての鳥デビュー

  1. とび(とんび)
  2. ひよどり(むくどり)
  3. めじろ(うぐいす)
  4. ひわ(かわらひわ)
  5. きじばと
  6. きつつき(こげら)
  7. せきれい(せぐろせきれい・はくせきれい・きせきれい)…水場
  8. さぎ(こさぎ・あおさぎ)…水場
  9. ほおじろ
  10. つばめ …夏
  11. もず…秋
  12. ひたき(じょうびたき)…冬

※このほかにも覚えやすい鳥はたくさんあります。が、とりあえずは、幼児を含めたデビューとして楽しんでみましょう。

ツバメとスズメ
 むかしね。 ツバメとスズメは姉と妹だった。 あるとき、村のお祭りだというので、ツバメはお化粧したり、どの着物をきようとか、どの帯をしめようかと大さわぎしていた。 妹のスズメは、まめまめしく家のなかを片づけたり、ごちそうのしたくしていたと。「ああん、やだやだ、やっぱりあっちの帯...
[考えてみよう] サギたちのねぐら
うわーっ、まっ白! ここは兵庫県立明石公園の堀です。 まっ白にしたのは野鳥サギの仲間たち。 この林の中に隠れて休んでいるのはゴイサギです。 2015.2.20 午後2時半頃。 ゴイサギはこうして昼間は休み、夜に活動します。 休んでいるあいだに糞(ふん)をします。糞は白い...
真夏の水鳥たち ? 明石川河口近く 2015.8.2
猛暑でも水鳥たちはマイペースのようです。 明石川JR神戸線山側。8月2日午後4時30分ころ。 左=アオサギ、中上=ウ(カワウ?)、右上=アオサギ(幼鳥?)、右下=ウ(ウミウ?)。 ?を付したものは確かではない。

木のふしぎ | 森はいきている

  1. 森は服を着ている…マント群落・ソデ群落
  2. 背の高い木、幹の太い木…大きな木
  3. 木の年、森の年…木の年輪、森のひろがり
  4. 雨宿りと木陰…葉っぱの役割と空
  5. 静かな森と風にゆれる木……静と動
  6. 動物のおうちと遊び場…鳥の巣、動物の痕跡など
  7. 食べものがいっぱい……人と動物
  8. つるがあったり、とげのある木があったり、ジャングルだ……探検
  9. 寒いとき、葉っぱを落とす木・落とさない木……紅葉も
  10. 木の肌、いろんな模様があるよ……ツルツル、コルク質、ガサガサ
  11. 落ち葉と土にふれる、川と出会う……地形、尾根と谷
  12. いろどり、はなやか、花が咲く……目立たない花もある

※木と草を区別した上で、木の知識や森のなりたち、自然環境を学ぶことをねらいとしています。

腰をぬかした? リス
この写真1枚しかないのが残念だけど、野生のリス(ホンドリス)を手にしています。2009年7月15日撮影。再度ドライブウェイを神戸市内に向け、クルマで下っていました。カーブの多い道路ですから、スピードはあまり出ていません。神戸市立森林植物園の西門を過ぎてまもなく、クルマの前をリ...
「ドングリの木」の落葉
(2015.2.20) ※このコラムは、1年(四季)をかけて完成させる予定です(始まり2015.2.20~) 2015.2.20の県立明石公園で 日射しのあるときは暖かいものの、まだ寒い冬の昼下がり。公園のこんな風景はあたりまえすぎるでしょう。でも、手前の木、枯れ葉をつけた...
ヒノキとアスナロにある、ヒミツの文字。
スギやヒノキは林や森をつくります。神社では巨木(きょぼく)といえるような大きなスギやヒノキをみかけることがあります。そのヒノキの仲間で、ヒノキと同じくらい大きくなるアスナロという木があります。「アスナロ」という名前は「あすはヒノキになろう」と思いながらヒノキになれなかったという伝...
キンモクセイ
(2015.10.7)

草花あそび

  1. 「ぴーぴーまめ」の達人になる……カラスノエンドウ(からす野豌豆)
  2. ままごと遊びで「あかまんま」(赤飯)……イヌタデの実
  3. 食べる・口にする(のいちご・タネツケバナ・どんぐり)
    • 安全上の知識(アレルギーを含む)を有した上で行う。
  4. シロツメクサで花輪……根気よく作ろう
  5. タンポポくらべ……「タンポポ」とそうでないものとの区別
  6. 花散らし……桜の花びらを集めたり、キク科の花をばらして散らす
  7. 花を摘む、つみ草……生け花、押し花
  8. 色水遊び(あさがお、など)……簡単マジック
  9. ススキ、を飾る・で遊ぶ……伝統芸能
  10. レンゲとミツバチ……花いっぱい、ミツバチたくさん
  11. ねこじゃらし……
  12. ひっつきむし……

※幼児の草花あそびに特化しています。木と草を区別することについては、上段に記しました。遊びの対象は「草」としています。遊び体験をとおして、自然への理解のいとぐちとなるよう配慮しています。

「まちくさ」という自然な環境
「まちくさ博士」こと重本晋平さん(京都府)は、都会のまちなかで、クルマが走り抜ける道ばたで、家の庭のその向こうにあるコンクリートの割れ目で、毎日そこを歩いていても見過ごしてしまっていた草たちに興味をもってしまいました。"雑草"と呼ばれていた草たちに名前をつけました──「まちくさ」...
ヒガンバナ
秋のお彼岸(彼岸の中日を挟む1週間、2015年の場合、9月23日が「秋分の日」なので、9月20日から26日まで)に合わせるかのように、ヒガンバナは毎年花を咲かせます。 ヒガンバナが美しいわけ サクラ前線の北上とともに、その美しさを求めて、そしてようやく...

虫、ちいさないきもの、動物

  1. 草むら……あり、ばった、かまきり、へび
  2. 木……せみ
  3. 水場……かえる、ざりがに、あめんぼ、さわがに、えび、めだか
  4. 飛んでいる……ちょう、が、はち
  5. 石垣……とかげ
  6. 落ち葉の下……みみず、だんごむし
  7. 空間……クモ(の巣)
  8. ぶらさがる……毛虫
  9. 海・砂地……貝がら、やどかり
  10. トンネル……おけら
  11. 森……りす、きつね、たぬき、あらいぐま
  12. 人気……かぶとむし、くわがたむし

※みつけられる場所、くらしているようすに出会おう。

迷ったら……おすすめ
ムカデとヤスデとゲジゲジ
 〈ゲジゲジ〉は正式には「ゲジ」と一つだけです。二つ重ねて呼ばれることがふつうですね。ムカデ、ヤスデ、ゲジゲジ、どれも足がたくさんあって、怖がられます。山小屋や田舎の家で寝ているとき、蒲団に入り込んできた虫にかまれた、という話を聞かされることがあります。その虫は、ムカデでしょう...
イナゴ
(2015.10.19)
ニイニイゼミ
桜(ソメイヨシノ)の老木で鳴くニイニイゼミ。2016.7.6 三木市で。樹皮とよく似ていて、セミがどこにいるのかよくわかりません。
蝶はなぜ花にとまるのか
蝶を網で捕らえるには蝶が警戒心を解いたときをねらうことになります。蝶を網のなかにとりこむことしか考えない子どもは、では、そのとき蝶はなぜ逃げなくなったのか、なぜその花や葉にとまったのかを考えず、気づかない。花ではなく、葉に止まったのならば、蝶が卵を産もうとした瞬間だったかもし...
はち
危険な場合のハチ | スズメバチ  クマバチは、危険なハチではありません。詳しくは、上のページを参照してください。 ミツバチ キボシアシナガバチ フタモンアシナガバチ  ある日の記憶── 暑い夏の午後、野外キャン...
スクミリンゴガイ(ジャンボタニシ)
(2015.8.14) タニシの名がついていますが、タニシ科ではなく、リンゴガイ科に属するのだそうです。スクミリンゴガイは水中ではなく陸上に、ピンク色のとても目立つ卵塊を生みます。 写真は、スクミリンゴガイの卵塊で、産みつけた初日に撮影。 次のビデオは、レタスを食べ...
ジョロウグモ
(2011.9.22)
イチモンジセセリ
(2015.9.12) 止まっている花は、ニラ。

いぬ・ねこ・きんぎょ

  • 身近で 犬・猫・牛・馬・にわとり・飼い鳥など、飼っている動物
    • ねずみなど、飼っていないけれど身近な動物
    • か・はえなどの不快な動物
  • 視野に入ってくるもの すずめ・はと・からすなどの野鳥
    • くるま・飛行機など人工物
    • モビールなどのおもちゃ
  • 初めて出会ういきもの
    • だんごむし
    • あり
    • てんとうむし
    • かたつむり
    • かめ
    • 公園などで出会ういきもの

※「いきもの」って、なんだろう……。その発見から始めましょう……。2歳半頃からを念頭においています。

気象現象 | そら、月、星、太陽、宇宙 | 海、なぎさ

  • 水・土・風・火
    • はだし
    • 流れる水、川
  • 空・太陽・月・夜
    • 日射しと影
    • 青い空と雲
    • 夜空と月・星
  • いし・つち・みずなど無生物
  • 棒をひろう
    • なぎさ

※より遠くへ、より高く、どこまでも追いかけて。

飛行機雲コレクション
翌日は、晴天。夕方、風強く、気温下がった。
7日先の天気を知る方法
雨の季節になりました(2016.6.7) 野外での計画があるときは天気予報が気になります。私がいつも参考にしているのは気象庁のホームページにある週間予報です。お天気マークで即座にわかりますが、そのマークのすぐ下にある「ABC」の記号が見極めのポイントです。 これは、降水確率...
[考えてみよう] 地球のまわる速さ
(2015.2.2) 昼と夜が毎日交互に訪れるのは「地球がまわっているから」と、たいていの人は答えられる。でも、そうだろうか? おひさまがずっと遙か向こうに沈んでゆく。まるで海の向こう地上の向こうに隠れてしまうように見える。もしかして、海につかって、おひさまはひと休みする...

もっと、きわめる!

  • ちょう、せみの羽化
  • はち
  • ほたる
  • きのこ
  • ぞうむし
    • 民話「たからげた」に登場するよくばりな〈ごんぞうおじ〉は小判欲しさに下駄(一本歯)で転びすぎ小さくなってしまった。とうとう〈ごんぞうむし〉になってしまった。
    • こどものとも年少版 2000年12月号「たからげた」
さくら 桜 サクラ
【唱歌「ちょうちょう」と桜】 桜が満開で、明石公園にも多くの人が訪れています。 ちょうちょう ちょうちょう 菜の葉にとまれ 菜の葉にあいたら 桜にとまれ 桜の花の 花から花へ とまれよ遊べ 遊べよとまれ (出典: Wikipedia) 桜の花に、ちょうは飛んでくるのかな? ...

もっと sense of wonder

家族連れの遊び場・おでかけ
レイチェル・カーソンは『センス・オブ・ワンダー』で《「知る」ことは「感じる」ことの半分も重要ではない》と記している。子ども、特に幼児を含む家族やグループで「感じる」ことのできるフィールドを集め利用のしかたとともに紹介する。「子ども期の再生」育6・夢7 対応(2018.1...
“The Renaissance of Childhood” Project
 1970年代当初、"団地"住まいの家庭で育てられる子どもに"鍵っ子"というレッテルが張られた。当時、公害訴訟の判決が次々と下され、環境への関心が急速に高まり、破壊されてゆく自然を守ろうという運動が全国に起きた。すべておとな社会のことだ。好ましいことだが、その批判の渦の...