保育士養成校 担当科目「自然と外遊び」

講義概要(シラバス)実例 神戸こども総合専門学院

2017年4月~8月 講義の概要

子どもは遊ぶことで育つ──これを否定する者はまずいない。このことがあまりに自明すぎるためか、では「遊びとは何か?」と問われて的確に答えられるであろうか。一方、「自然」をかけまわる元気な子どもの姿も理想とされる。では子どもにそのような「自然」をどのようにして用意(環境構成)すればよいのだろうか。保育に従事すれば必須となる保育指導計画に即して、子どもの遊びや舞台となる自然について実践的な演習を行い理解を深める。

山田利行

授業計画 全15回

  1. 自然や遊びでの危険…全講義のガイダンス。「危険」と「不快」を区別しよう。
  2. 自然や遊びでの危険 (2)…蚊に刺されないためには、どうすればよいか
  3. 冒険とは何か?… あかちゃんは冒険者として生まれた
  4. 「遊び」は確かに大事だ!… では、「遊び」と「ゲーム」の違いを説明しなさい
  5. 寝転ぶだけの授業… 「なにもしない」ということの意味
  6. 小さな山歩き… 自然に身を寄せる、体験
  7. ちょっとした探険ごっこ… 道なき道を歩く
  8. 「五感」とは何か?… 「感じる」ことは大切だが、むずかしい
  9. なぜ「遊び」が大事なのか?… 体験は2つに区別される
  10. かんけり・はないちもんめ… 伝承あそびを考える。遊びは伝えられているか。
  11. 「なぜ?」に応える方法… 子ども(幼児)は正答を求めていない
  12. 野外でご飯をたく… 火をつかう。子どもに楽しみをつくる技術。
  13. レポート… 自然とは何か、遊びとは何か、を課題にする
  14. 保育指導計画を考える… 保育課程を念頭においた指導計画について
  15. 定期試験
テキストについて

レイチェル・カーソン著『センス・オブ・ワンダー』の内容理解に相当する授業を行います。教科書指定にはしませんが、各自で購入するか図書館等を利用して一読されることを強くお勧めします。

  • 道なき道を進む学生たち
自然と外遊び | 授業日誌 2011年 4月~5月
神戸こども総合専門学院 神戸市、六甲山最高峰より西側に位置し、その山中にある。 (神戸市北区山田町小部) 4月13日(水) 屋内、教室にて 幼児がケガをしたとき、少しの血でも、こわがるときは血を見せない工夫をする。傷の汚れを早く取り除き、圧迫止血を兼ねて、傷を隠す。...