子育ての確からしさを考える ─ 理論 ─

こんにちは

 かつて、それは戦前と言ってよいと思うが、子どもは大家族で育てられた。敗戦後、新しい憲法によって、そして、その後の復興・経済成長に伴って、子どもは核家族で育てられるようになった。おとな中心の社会形成のなかにあって、子育てに必要なことが後回しになってしまった。だだをこねる子どもに、大家族であったかつては近隣の様を”しつけ”で教えたが、現代ではその”様=見本”がなくなってしまった。今こそ、子育ての確からしさが必要とされているのではないかと思う。

山田利行 2019.6.7




みえる | 基礎
まなぶ | 基礎の周辺
あそぶ | 実践

「こども」とは、だれか?
 家族4人。夫婦と子ども2人。その妻曰く「うちには3人の子どもがいる」と。その一人増えた子どもは夫を指す。これはジョークにしても、何をして「こども」というのだろう。幼児も中学生も親からすれば「こども」には違いない。小学1年生と6年生とでは「こども」だが同じに論じられない...

“The Renaissance of Childhood” Project 子ども期の、再生(ルネサンス)

子どもの発達に必要な要素を12の漢字で表現
 4月に花をあて、3月に光をあてている。 4月に桜の花が開きやっと暖かくなってくる。草木の芽吹きが盛んになり、常緑樹は落葉盛んとなり新緑の季節となる。 毛虫がぞろぞろ這い出てくる頃、野鳥は子育てに忙しい。命が育つとき。 ──というふうに、考えた。季節は進み、2月は寒い。...

基礎

「遊び」とは何か

「体験」について考える

子育てを、歴史に学ぶ ...人物相関図
 ジェンナーによって人類は天然痘を克服した。これを境に子どもは死なない存在となり、子どもの未来を考えるようになった。社会の関心事に「子ども」が加わった。 それは、子どもを対象とした研究の始まりでもあった。 網羅を目指したのではなく、関心を抱いた人物を並べていくと、19世...
言葉について
 「ご存知ですか?」と問いかけてくる表記。これに私が返したくなる言葉は、《「ご存知」は、もと「ご存じ」だということを、ゴゾンジデスカ?》 ただし、「ご存じ」が "正しく"、「ご存知」が間違い、と私は考えない。正しさを押しつけることのほうに抵抗を感じるから。 山田利...


基礎の周辺
連載:擬育(育てるは似せること)
擬育(ぎいく):造語  働いているから保育園に預ける、3歳になったから幼稚園に行かせる、最近では、働いている・いないという親の事情にかかわらずに利用できる「認定こども園」があります。こうした場合を「保育」とし、家庭で親が育てる風景を「子育て」と、ここでは使い分けま...

実践
“The Renaissance of Childhood” Project
 1970年代当初、"団地"住まいの家庭で育てられる子どもに"鍵っ子"というレッテルが張られた。当時、公害訴訟の判決が次々と下され、環境への関心が急速に高まり、破壊されてゆく自然を守ろうという運動が全国に起きた。すべておとな社会のことだ。好ましいことだが、その批判の渦の...