
「子育ての確からしさ」というネーミングにしてページ(webサイト)をつくり始めたのは、このページが最初だった。「確からしさ」に表れているように、絶対の真理を表しているのではない。私は学者や研究者ではない。大学は6年半通ったあげくに中退している。したがって、高卒だ。大学は理学部物理学科に所属し、子育てや保育とは畑違いだ。だから、永遠に素人だ。しかし、1970年代当初から自然環境の課題に取り組み、子ども(小学生)を対象とした「自然教室」を創始し、その後、1977年からは保育現場で働いた。今も保育の現場にかかわり続けている。そういう意味では、素人のままだが、現場経験は十分にあるつもりだ。
山田利行 2020.3.7

自分では納得していても、あるいは到達したような感慨があっても、「果たして、確かなのだろうか?」と自問自答すること、いつもだ。反論や疑問をいただくと、かえって課題がみえてくる。だから、確証的な表現をなるだけ避けている。《子育ての確からしさ》というのは、そういう思いから、...
家族4人。夫婦と子ども2人。その妻曰く「うちには3人の子どもがいる」と。その一人増えた子どもは夫を指す。これはジョークにしても、何をして「こども」というのだろう。幼児も中学生も親からすれば「こども」には違いない。小学1年生と6年生とでは「こども」だが同じに論じられない...

基礎
「遊び」とは何か

「体験」について考える
- 《3つの体験》& ハートスケール
- 年齢による発達段階(子ども期の再生)
- “動物”として生まれた
- 動物から”にんげん”になった瞬間〈とき〉を発見(三本ストロー法)
- 子育ての公理
- 「心の理論」に学ぶ
- 母に抱かれて人間となる
- ヤノマミ編 / ノンバーバル編 / 新生児学入門編
- メモ書き「いのちに出会う保育」
- いのち の かたち for child
- 行動半径と世界観
- 目線の高さで飛び降りる5歳児
- 「群れ」の始まり(2歳半の画期)※着手予定
- 2択から3択へ(5歳の画期)※着手予定
- 体験の喪失と「つまずき」※着手予定
ジェンナー(1749~1823)によって人類は天然痘を克服した。これを境に子どもは死なない存在となり、子どもの未来を考えるようになった。社会の関心事に「子ども」が加わった。 それは、子どもを対象とした研究の始まりでもあった。 網羅を目指したのではなく、関心を抱いた人物...
「ご存知ですか?」と問いかけてくる表記。これに私が返したくなる言い分は、《「ご存知」は、もと「ご存じ」だということを、ゴゾンジデスカ?》 ただし、「ご存じ」が "正しく"、「ご存知」が間違い、と私は考えない。正しさを押しつけることのほうに抵抗を感じるから。 私は本屋な...

基礎の周辺

- 五感とは何か
- 「記憶」を学ぶ
- 立ち直り
- 友達
- 人それぞれ


- 子育て
- 保育
擬育(ぎいく):造語
この連載は今年2021年12月まで続けることとします。第1期は、そのとき・そのとき思うこと・思いついたことを記してきました。そのうち何を自分が書いているんだか、わからなくなってきた。連載39を一区切りとし第2期このページに移りました。第2期...
- 参考 | 切り抜き

実践

- 野外活動で危険を回避するには
- 子ども期の再生
- 「1960年代」に何かが変わった ※着手予定
幼児を対象とする野外体験活動はその実現のためにはあかちゃんのときからの準備、考え方が必要と思う。年寄りのノスタルジアになるだろうが、縁側で昼寝するあかちゃんが蚊にさされないよう、うちわで仰いでいる婆さんのおもいやりを想い出す。サッシで閉じられた空間をエアコンで温度調節...
1970年代当初、"団地"住まいの家庭で育てられる子どもに"鍵っ子"というレッテルが張られた。当時、公害訴訟の判決が次々と下され、環境への関心が急速に高まり、破壊されてゆく自然を守ろうという運動が全国に起きた。すべておとな社会のことだ。好ましいことだが、その批判の渦の...

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